土曜深夜の『真夜中ドラマ』枠で、7月9日(土)深夜からスタートしたのが、『イケメン共よ メシを喰え』。この作品は話題のコミック本を原作とした「イケメン」と「グルメ」を掛け合わせたハイブリット新感覚ドラマ。放送に先立ち主演のイケメン好きなオタク女子・池田好美役を務める筧美和子と、レギュラー出演のイケメン新入社員・細見賢人役を務める井上祐貴が記者会見に臨んだ。
★記者会見インタビュー
Q.それぞれの役柄について教えてください。
筧「私は、超イケメン好きで、超小食、そして仕事熱心な編集者である池田好美を演じました。細見くん(井上祐貴)の食べている姿を見たことで、人生で初めて食欲にスイッチが入った好美の変化を楽しめる、日常を描いたドラマになっています。」
井上「細見賢人は“残念なイケメン新入社員”なのですが、最初にそれを聞いたときに『おっと!情報量が多い』と思いました。残念だけどイケメンという。そして新入社員な部分が加わることにより、まだ何も知らない初々しさ見たいな所もあって。原作を読ませていただいたときは『なんだ?』と思ったのですが、読み進めていくうちになんとなく細見らしさを掴めてきて、どんどん愛くるしくなってきて…。そんな細見を演じられるのはすごく楽しみになりましたし、最終的にはどういう風に仕上がっているのか僕自身も楽しみです。ぜひ期待していただきたいです。」
Q.本作のオファーがきたときはどう思いましたか?
筧「初めて原作と脚本を読んだとき、面白くてワクワクしました。ただ好美という役は私としてはテンションや熱量が高い人なので、演じきれるかちょっと不安もよぎりました。でも内容がすごく面白かったので、ぜひやりたいと思って…。結果、本当に周りの方々のおかげでどうにか好美という人物をつくれた感じです。あと食事シーンがすごく大事なドラマなので、『 私って周りの人に見せられる食べ方をしているかな?』とも不安になったり…。最初は不安が大きかったです。」
井上「僕はグルメを題材にした作品に出たいと思っていたので、すごく嬉しかったです。僕自身、例えばラーメンを食べたいと思ったとき、ラーメンを美味しそうに食べている人の動画を見るんですよ。そして今よりラーメンを食べたい!という気持ちをつくって、その勢いで食べるというか。イケメンの食べっぷりを見て食欲がわく好美とはきっかけは違いますが、やっていることは同じかも(笑)。今まで動画を見てそれにそそられて食べていたのが、逆に与える側になるのは嬉しかったです。」
Q.現場でのエピソードを教えてください。
筧「本当に竹中さんには笑わせていただいて…。会社のシーンは楽しみでもありつつ、竹中さんの笑いに耐えられるのかという心配もありました。でも細見くんは笑わないキャラクターだったので、私よりもごまかしがきかなかったんじゃないかな。」
井上「僕、笑いをガマンするとき、それも本当に極限でこれをガマンしないと現場に迷惑をかけるというときは、見えないところを刺激するようにしています。たとえば体の一部をつねったり、口の中を噛んだりして…。本当に最終手段なのですが、今回はそれを乱発しすぎました。口の中、口内炎がたくさんできてしまって(笑)。身を削りながら、アドリブと戦っていました。」
Q.筧さんは、イケメンとはどういう人だと思われますか?
筧「今回より思ったのは、それぞれの個性も違えば好きなタイプも違うので、イケメンって定義はないなと。顔だけではなく振る舞いももちろんありますし…。ただイケメンというのは元気をくれる存在だと思いました。まぁこれは男性に限らないですが、やはり人が食べている姿は見ていてすごく気持ちよくて…。それを自分が好きなタイプならより興奮するだろうなって(笑)。みなさんの演技を見ながら、好美のような感覚を味わっていました。」
Q.井上さんは第1話で“イケメンのハイブリッド”と言われていましたが…。
井上「僕はイケメンという肩書きが付いている役を演じさせていただくのは今回が初めてで。だからこそ、変にいろいろと考えてしまいました。僕の中のイケメンの定義は、顔だけではなく立ち振る舞いだったり、中身とか、そういうもの全部含めてカッコいい人で。男前なイメージと同じですね。顔だけではなく、同性からも憧れるような、自分もこんな一面欲しい、こんな風になりたいと思う部分がある人、そういう人がイケメンや男前だと思います。そして今回、そんな人たちの色んな要素を少しずつ組み込めたらと思いながら演じていました。ただ、細見は“残念なイケメン”と“残念”というのがついていて…。その塩梅というか、視聴者の方にも少しツッコんでいただけるようなキャラクターになるように意識しました。」
Q.最後に視聴者のみなさまへのメッセージをお願いします。
井上「グルメドラマというのは大前提ですが、その中にある人間ドラマも全話を通してきちんと描かれています。僕は人間ドラマも好きなんですよ。キャラクターもツッコミどころが多い人ばかりで。めちゃくちゃなところもありますが、それがまたクスッと笑えて面白かったり、時には共感できたりすると思います。配信でも見られますので、ぜひ多くの方に見ていただきたいです。」
筧「グルメにイケメン、人間模様、恋愛模様とかなり盛りだくさんなドラマになっています。人間関係を描いている部分は少しファンタジーな感じですが、食べているシーンはすごく無防備で生々しいです。そのバランスは今までのグルメドラマにはきっとなかったと思います。一度見たらクセになるドラマだと思うので、深い時間ですが多くの方に見ていただけたら。見てくれた方の明日の活力になるドラマだと思います。」
★番組概要
イケメンとグルメを掛け合わせた、ハイブリッド新感覚ドラマ。乙女ゲーム愛好者でイケメンをこよなく愛す池田好美(28)は文芸誌の編集者。超少食で食べる事が苦手だが、急遽グルメ誌を担当することに。食に全く興味のなかった好美だったが、イケメンの新人社員・細見賢人(22)と食事をしたときに才能が開花!彼女はイケメンと食事をするとムラムラし、食欲が増進するのだった。初めて食欲を感じた好美は少食改善のため“イケメンごはん”を追求することを誓う…。
★第2話 あらすじ 7/16(土)放送
イケメン後輩・細見との食事により人生初の食欲を手に入れた好美。翌日、昼に会社の同期で音楽雑誌を担当する堀みずきとハンバーガー店に行く予定だったが、みずきの急用により一人で訪れることに。急なお一人様ランチに戸惑いながらも店内に入ると、そこには細身、色白で金髪の、ロックテイストなファッションに身を包んだ逸材級のイケメンが。好美はその男性を「イケメンのミリオンセラー」と評し、渋谷を拠点に活動するバンドマン「ハルキ」と設定した上でまたも妄想を始める。そしてハンバーガーを手に取ったハルキ。その細さからは考えられないわんぱくな食べっぷり、ワイルドなカップのつかみ方を目の当たりにして、好美の‘‘ムラムラ‘‘は今回も収まらず食欲を発動させる。さらに、帰社後に明かされたハルキの驚きの正体とは…⁉
番組情報
<番組名> 真夜中ドラマ「イケメン共よ メシを喰え」
<放送日時> 2022年7月9日放送スタート
テレビ大阪 毎週土曜 深夜1:00~1:30
BSテレ東(BS⑦ch)/BSテレ東4K(4K⑦ch) 毎週土曜 深夜0:00~0:30
※NTTぷらら「ひかりTV」で1週間先行配信
<出演> 筧美和子 井上祐貴 竹中直人 他
<原作> 東田基「イケメン共よ メシを喰え」(ふゅーじょんぷろだくと)
<著作権表示> 原作/©東田基『イケメン共よメシを喰え』ふゅーじょんぷろだくと刊
<監督> 副島宏司 永江二朗 山嵜晋平
<脚本> ニシオカ・ト・ニール 上野詩織 村田こけし 國吉咲貴 豊田百香
<プロデューサー> 山本博紀(テレビ大阪) 麻生英輔(TBSグロウディア) 上野境介(キャンター)
<チーフプロデューサー> 岡本宏毅(テレビ大阪)
<話数> 30分×12本
<制作> テレビ大阪/TBSグロウディア
<制作協力> キャンター
<製作著作> 「イケメン共よ メシを喰え」製作委員会
<番組HP> https://www.tv-osaka.co.jp/ikemeshi/
<公式 Instagram> https://www.instagram.com/ikemeshi_mayodora
<公式 Twitter> https://twitter.com/tvo_mayodora